タイの労働法・社会保険・税務について
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タイの生活環境
タイの日本人学校、インターナショナルスクール等の教育事情、住環境、住宅の家賃相場等の生活環境についてご説明いたします。
日本人学校とは、国内の小中学校又は高等学校における教育と同等の教育を行うことを目的とし、文部科学省から認定を受けた全日制の教育施設のことです。
一般に現地の日本人会等が主体となって設立され、その運営は日本人会等や進出企業の代表者、保護者の代表などからなる学校運営委員会によって行われています。
日本人学校中学部卒業者は、国内の高等学校の入学資格を、高等部卒業者は、国内の大学の入学資格をそれぞれ有します。教育課程は、原則的に国内の学習指導要領に基づき、教科書も国内で使用されているものが用いられています。
タイ国内には、バンコク校とシラチャ校の2校があり、会社の所在地で通う学校が決められます。バンコク校の生徒数は小学校が2400人、中学校が約700人とかなり多くの生徒が在籍しています。
日本人学校の規模は近年拡大傾向にあり、一説には世界で2番目に大きな日本人学校になったとの話もあります。今後、バンコクに新たにもう一か所できる予定のようです。
ちなみに、バンコクの日系高校は、私立の如水館のみとなります。学費は年額442,000バーツ(150万程度)となっており、かなり高額になっています
授業料
項目 | 金額(バーツ) | 金額(円) | 対象 | |
---|---|---|---|---|
一時金 | 入学金 | 160,000 | 544,000 | 各児童 |
月額 | 授業料 | 146,000 | 496,400 | 各児童 |
PTA会費 | 720 | 2,448 | 各児童 | |
年間 約49万円(一時金除く) |
タイには数多くのインターナショナルスクールが点在しており、それぞれ、幼稚園・小・中・高校生(日本でいうところの)の受け入れを行っています。また、それぞれイギリス式 (英国式) 、アメリカ式 (米国式) 、インターナショナルカリキュラム (国際カリキュラム)等独自のカリキュラムに則った教育を行っています。
学費は高いものからそうでもないところまでありますが、人気のある学校だと入学は難しく、学費も年間400万円程度の費用がかかる場合があります。
タイの住宅事情は、一般的な物件は家具・家電付きの賃貸となるので基本的な家具、家電は付いています。また、物件によって付いている家具・家電は違いますし、交渉によって追加できることも多いので、よく確認しましょう。外資系企業付近やBTSの駅付近、日本人学校のある地区がやはり人気です。
子供のいる家庭に人気のある地区です。
古くから赴任外国人に人気のエリアで、日本人が最も多く住むエリアでもあります。通学バスの送迎のある地域のため、通学する子供のいる家庭に好まれます。多くの商業施設や店舗が集まり、大戸屋・吉野家等日本からの進出企業も多く、日本の新宿や渋谷に近いイメージでしょうか。
スクンビットに次いで人気のあるエリアです。BTS駅周辺に住む日本人は多く、特にラングナム地域には広くて安い有料アパートが多いようです。ただし、この辺りのエリアには各々特徴があるため立地選びに注意が必要です。
タイの物件は他のアジア諸国同様に「アパート」「コンドミニアム」「サービスアパート」に分けられます。
4LDKの場合
レンジ:20万円~120万円(60,000B~360,000B)
平均値:約70万円(210,000B)
平米数:221平米~750平米
3LDKの場合
レンジ:12万円~40万円(35,000B~120,000B)
平均値:約26万円(77,500B)
平米数:104平米〜360平米
4LDKの場合
19万円~130万円(55,000B~380,000B)
平均値:約74.5万円(217,500B)
平米数:224平米~630平米
3LDKの場合
レンジ:20万円~37万円(60,000B~110,000B)
平均値:約28.5万円(85,000B)
平米数:100平米〜300平米
1LDKの場合
レンジ:10万円~27万円(30,000B~80,000B)
平均値:約18.5万円(55,000B)
平米数:36平米~97平米