韓国の労働法・社会保険・税務について

日本人学校とは、国内の小中学校又は高等学校における教育と同等の教育を行うことを目的とし、文部科学省から認定を受けた全日制の教育施設のことです。
一般に現地の日本人会等が主体となって設立され、その運営は日本人会等や進出企業の代表者、保護者の代表などからなる学校運営委員会によって行われています。
　 日本人学校中学部卒業者は、国内の高等学校の入学資格を、高等部卒業者は、国内の大学の入学資格をそれぞれ有します。
教育課程は、原則的に国内の学習指導要領に基づき、教科書も国内で使用されているものが用いられています。
韓国には、ソウルと釜山に1校ずつ日本人学校があります。
この日本人学校には、幼稚園～中学校まであります。
通学バスも運行しています。なお、給食がないため毎日お弁当が必要です。

インターナショナルスクールとは所在する国や地域における外国人を対象にした教育を行っている学校のことで、主に英語で授業が行われる場合が多いです。
日本人学校のない地域に赴任する場合には、現地公立校に通わせることは現実的でないので、 インターナショナルスクールに通わせるということが多くなっています。
インターナショナルスクールは、年間約200万～300万がかかります。（幼稚園も同様）

Yongsan International School of Seoulの場合

韓国の住宅事情として、一部のワンルームアパートや大家が特に設置した場合を除き、物件に家具は付いていません。自分で購入することもできますが、外国人向けのレンタルサービスを利用している駐在員が大半です。

二村エリアは日本人学校からもほど近く日本人赴任者、特に家族帯同者に人気の地区です。市庁エリアは市長エリアの近くにオフィスがある海外赴任者が多く住んでおり、築年数の浅いタワーマンションが多くなっています。
江南エリアは江南エリアにオフィスがある単身赴任者が多く住んでおり、最高の地価を誇っています。
また、現地不動産会社の物件リストを見ると、1LDKの場合二村エリア、市庁エリアは12万円～17万円程度ですが、江南エリアは18万円～25万円程度となっており江南エリアが他に比べると高くなっているようです。また、韓国には保証金というシステムがあり賃貸契約時にまとまった保証金を払うことで、月々の家賃を支払う必要がないというようなものがあります。この保証金の相場は二村エリア、市庁エリアは200万円、江南エリアは500万円ということです。

赴任者は、邦銀の韓国支店で給与口座を作るよりも、地場銀行の口座のほうが利便性が高く（邦銀の支店だとキャッシュカードの発行が行われていない、営業時間が限られている等）、地場銀行で口座開設をすることが一般的です。
韓国の地場銀行ですが、東京にも支店のあるウリィ銀行、KEB銀行、SBJ銀行等がよく利用されています。